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中央式太極拳は南京中央国術館副館長【陳冸嶺老師】により編纂された南京中央国術館正宗太極拳
を起源とする、古式総合太極拳です。
気の武術の奥義は、これ即ち 健康長寿の奥義。
今日、太極拳の医学的健康効果は多くの医学論文で実証されてます。
先ずは気を感じる事から始め、自身の免疫力、自然治癒力を高めましょう。

2015年1月28日水曜日

なんば教室 入会案内

中央式太極拳なんば教室は引き続き募集中です




本格的な太極拳のレッスンから、肩こり、腰痛、冷え、シェイプアップ、リラックスの為のレッスンも豊富です。


中央式太極拳は99の套路(型)からなります。多いように感じるかもしれませんが、
基本となる型は14だけです。また、型を覚えることよりも、立ち方であるとか、目線であるとか、
呼吸を忘れないこととか、そのような動き方の要訣(太極拳の大事な基本)を心がけることを重視しています。



☆初回体験レッスン無料です☆






〇場所:大阪市生涯学習センター内(なんばO-CAT 4F)


〇時間:毎週木曜日19:30~21:00


〇入会金:¥5000(初年度年会費無料 ※2年目以降年会費¥5000)
 


〇月謝:¥5000/1ヶ月 
     もしくは5回チケット@¥10000 (1回¥2000換算 有効期限3か月)


〇服装:自由(楽に動ける、汗をかいてもよい服装)


〇定員:15名まで(現在、まだ空きがあります)


お申込み、お問い合わせは「太極拳&みんなの掲示板」に書き込んで下さい。



〇教室までのアクセス


[地下鉄]
御堂筋線・なんば駅(北西・北東改札口)より西へ、
地下街なんばウォーク、OCATウォーク(ムービングウォーク)を 通り徒歩約5分。
四つ橋線(北改札口)、千日前線(西改札口)各なんば駅から徒歩約2〜3分


[JR]
JR大和路線(関西本線)・JR難波駅直結  ※OCATのB1Fに連絡


[私鉄]
阪神なんば線、近鉄難波線(西改札口)・大阪難波駅から徒歩約2〜3分


[クルマ]
近隣各所のコインパーキングをご利用ください。
   
  

2015年1月23日金曜日

大陸系と台湾系の太極拳

さぁ、春から太極拳でもやってみるか・・・!


 いざ太極拳でもやってみようかと思っても、世の中にはたくさん「太極拳」があります。最近では「タイチ」なんてオシャレなところもありますね。24式、〇×太極拳だけでなく、陳・孫・楊などの五大流派といわれる太極拳でも、〇×◇派陳式太極拳とかあり、とにもかくにも迷うばかりです。


 分け方のひとつとしてですが、大陸系と台湾系という区分があります。大陸系というのは文字通り、中国本土であり「中華人民共和国」および大陸出身者由来の流儀のことを指します。台湾系と云うのは「台湾政府」および台湾出身者由来の流儀のことを指します。





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 第二次世界大戦後に、国民党政府(中華民国)を台湾に追い出して成立した「中華人民共和国」が諸流派を元に、新たに「制定拳簡化24式」を制定しました。それは「体育」を主眼としたもので、「体育は民族的、科学的、大衆的でなければならない」というコンセプトのもと、楊式太極拳の李天驥老師を制定委員会の長にして簡化套路を発表しました。時間を5分に納めたのは、職場の休憩時間にできるようにとの配慮ということです。「太極拳」は社会主義生産に寄与する保健体育として機能するように改変されたといえるでしょう。


その後、日中国交正常化(1972)に伴い、日本にも伝えられるようになりました。有名な楊名時太極拳協会、日本武術太極拳連盟などはそれにともなって設立された団体です。





王樹金老師像 

一方、第二次大戦後に台湾に逃げ延びた蒋介石と国民党政府。多くの伝統文化や文物とともに武術家たちも台湾に渡ってきました。台湾では「文化大革命」や政府の影響もなく、武術は中国文化のひとつとして保存され、磨かれていきました。日中国交正常化に先駆けて、日本に公式に太極拳が伝えられたのは台湾系です(1959)。ただし気功・健康法ではなく「中国武術」としてもたらされました。その時に文化特使として来日したのが王樹金老師。当流儀の始祖でもあります。もちろん、台湾にもさまざまな太極拳、中国武術があり、それらも日本に伝わったり、あるいは習得のために渡台される人も多いです。正宗太極拳や双辺太極拳などは台湾系です。


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 さて、どちらが良いか?ということになります。
前者の方が套路(型)はしっかりと制定されていることが多く、普及用套路や競技用套路があるといったように目的に応じて学びやすいと思います。また、規定といって、脚や腕の角度などもしっかり決められていることもあり(特に競技)、わかりやすい目安があります。年々、さまざまな情報や新しい技術なども取り入れられ、国際的にも広く知られているようです。最近、あちこちで話題になっている武術太極拳・山本千尋選手の流儀は大陸系です。2020年のオリンピック候補競技にもなっております。




 後者の台湾系ですが、良く言うと「伝統」感があります。悪く言うと、人によっては古臭い印象を受けられるかと思います。套路においても普及用・競技用などの区別もありません。武術性が強いと云えば強いですが、それですぐにでも強くなれるか?というと疑問符がつきます。しかしながら、武術の「コンセプト」は色濃く残っており、「逃走」「危機感知・回避」などの感覚は自然に習得していくでしょう。


型や用法、呼吸など、どうしても曖昧な部分・意味不明が目立ちますが、型の正確さよりも流儀の「理合」に適うことや「感覚」を重要視しているところが多いでしょう。それだけに追求・開発していく楽しみはあります。じっくりと細く長く続けていくのには向いています。また、マイナーなのでちょっとだけ人とは違うことをしてみたいな、と思う人にも合ってます。




 




 当流儀は先述しましたように台湾系です。王樹金老師の流れを受け継ぐ李鴻儒老師は太極拳のみならず、水墨画家であり、また台湾の風水易の教授でもあります。そのコンセプトを汲んだ李老師の中央式太極拳は、派手さこそありませんが他にはない独自の風格を重ねていると思っております。


そして、「競技」ではないので勝ち負けとかそういうことにはこだわりません。できるからエライとかできないからエラクナイとか、そういう事は一切ありません。目先の小さいことに囚われず、同じ会員同士、情報や技術のシェアをして、共に心身の健康と上達を目指す姿勢です。





2015年1月12日月曜日

2015年もよろしくお願い申し上げます

2015年もスタートしました。






とはいえ、五行や易をかじっている身からすると、まだ新年ではないといいますか、やはり2月の旧正月あたりに切り替わる気がいたします。そして1月17日を過ぎると「冬の土用入り」で、これを過ぎると暦の上では「春」です。














さて、太極拳をやって毎日即健康になるかというとそうではありません。
たしかに健康の基盤は向上します。が、体調が悪い時は悪くなるし、ダメな時は本当にダメです。
太極拳が自動的に健康にしてくれるというのではなく、率直にいうと、自分の体調変化に気付きやすくなる、と思います。それをもって自己管理の一助とする、ということです。




風邪などでも、まったくひかなくなるというのではなく、小さな小さな段階で上手くやり過ごせるようになると思います。大病を小病とする、という感じでしょう。
また、季節変化に対して、カレンダーや天気予報ではなく肌身の感覚を持って応じて変化する(対応)ことができるようになると思います。


太極拳をして余計に健康が悪くなったと感じる場合は、自分の身体に敏感になりすぎたせいかもしれません。(誤ったアプローチや鍛錬のやり過ぎの場合もありますが)






太極拳なんば教室もまだ募集中です。お手数ではございますが、ご質問・お問い合わせは「みんなの掲示板」からお願いいたします。